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内外の投資家などの買いで切り返し連日の高値更新【クロージング】


*16:17JST 内外の投資家などの買いで切り返し連日の高値更新【クロージング】 6日の日経平均は4営業日続伸。289.35円高の32506.78円(出来高概算12億7000万株)と連日でバブル崩壊後の戻り高値を更新した。前日に節目の32000円を回復した達成感や米国株安を映して、朝方は利食い売りが先行して始まり、日経平均は取引開始直後に31933.87円まで値を下げた。ただし、外国人投資家による日本株選好意欲は強く、指数インパクトの大きいハイテク株などを中心に押し目を拾う動きが次第に強まり、前場中盤にはプラスに転じた。また、午後に入ると、押し目らしい押し目がないだけに国内機関投資家の中にも持たざるリスクが芽生え、大引け間際には32534.47円まで上げ幅を広げ、心理的な節目の32500円を上回った。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が900を越え、全体の過半数を占めた。セクター別では、卸売、鉱業、鉄鋼、保険など28業種が上昇。一方、銀行、海運、精密機器など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、信越化<4063>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、オリンパス<7733>、太陽誘電<6976>、キーエンス<6861>が軟化した。

前日の米国市場は、前週末の急伸の反動や5月のISM非製造業指数が50.3と市場予想に反して前月から悪化したことも重荷となり、主要株価指数は下落。円相場は1ドル=139円台と円安進行が一服した。東京市場でも目先の利益を確保する売りが先行した。一方、海外投資家による日本株への資金シフトは続き、ファンド筋が週末の特別清算指数(プライム市場の出来高SQ)算出日を前に買い戻しを強める動きも見られたとの声もあり、日経平均はその後も高値圏での推移が続いた。

東京市場は外国人投資家に加え、国内機関投資家にも買いに動かざるを得ない状況との見方が多い。急ピッチの上昇に対する値幅調整を挟みながら、東京市場は強い基調が続くことが想定される。また、本日のプライム市場の出来高は12億7000万株程度にとどまっており、出来高が大きく膨らむなかでの急伸ともなればピークにもつながろうが、現在のボリュームではピーク感は出ないだろう。

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