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NY株式:米国株式市場はまちまち、ハイテクの買い戻し活発化


ダウ平均は39.02ドル安の34,053.94ドル、ナスダックは384.50ポイント高の12,200.82で取引を終了した。

主要各国中銀の利上げが停止に近づいたとの安心感から買われ、寄り付き後、上昇。金利先高観の後退やメタ・プラットフォームズ(META)の好決算を背景に、ハイテク株の買い戻しに拍車がかかり、ナスダック総合指数は大幅高となった。一方、ダウ平均は利食い売りが優勢で下落、全体はまちまちで終了した。セクター別では、メディア・娯楽、小売りが上昇した一方、エネルギー・保険が下落した。

ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は第4四半期決算の好結果や自社株買い枠の拡大計画に加えて、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の効率化に焦点をあてた事業方針が好感され大幅高。運送会社のフェデックス(FDX)は管理職人員を全世界で10%超削減する計画を発表、需要が減少する中でのコスト管理が評価され、また、アナリストが同社株を引き上げたため買われた。歯科用強制具などを開発・販売するアラインテクノロジー(ALGN)は四半期決算で内容が予想を上回ったほか、今後3年間で最大10億ドル規模の自社株買い計画を発表し大幅高。

一方、衣料品メーカーのヘインズブランズ(HBI)は本年の売り上げ、収益見通しが予想を下回ったほか、四半期配当の廃止計画が嫌気されて大幅安。また、製薬会社のイーライリリー(LLY)は同社製の糖尿病治療薬のマンジャロの売り上げが予想に満たず売られた。保険のアフラック(AFL)は、強弱まちまちの決算を受け、失望売りから下落。

取引終了後に決算を発表した検索エンジンのグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は広告収入減で1株利益が予想を下回り、時間外取引で売られている。オンライン小売のアマゾン(AMZN)も強弱まちまちな結果に失望感が先行し、時間外取引で下落。

(Horiko Capital Management LLC)

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