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NY株式:NYダウは423ドル高、中間選挙で不透明感払しょく期待


米国株式市場は続伸。ダウ平均は423.78ドル高の32827.00ドル、ナスダックは89.26ポイント高の10564.52で取引を終了した。中間選挙を控え下院で共和党優勢の思惑で景気減速懸念が後退、さらに不透明感払しょく期待に寄り付き後、上昇。ドル高が一段落したことも支援しダウは終日堅調に推移。長期金利上昇でナスダック総合指数は朝方、伸び悩んだものの引けにかけ主要株式指数は上げ幅を拡大し、終了した。セクター別では、ソフトウエア・サービス、メディア・娯楽が上昇した一方、公益事業が下落。

ソーシャル・ネットワーキングサービス供給のフェイスブック(FB)運営のメタ(META)はコスト削減の一環で大幅人員削減を開始するとの報道が好感され大きく上昇。また、著名投資家ウォーレンバフェット氏が運営する保険のバークシャー・ハサウェイ(BBK)は第3四半期の営業利益20%増を発表し、上昇。ドラッグストアチェーン運営のウォルグリーンブーツアライアンス(WBA)は傘下のビレッジMDによるサミットヘルス買収を好感し、上昇した。携帯端末のアップル(AAPL)は中国の生産拠点がゼロ・コロナ規制による都市封鎖で新機種アイフォーン14の生産に大きく影響、当初予想の300万台減となる見込みとの報道が警戒されたが、同時に需要が強いことも示唆されたため小幅高。一方、オンラインの中古車販売プラットフォーム運営のカーバナ(CVNA)は第3四半期決算の内容が予想を下回ったため大きく売られ、過去最安値を更新。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク氏の同社と短文投稿サイトツィッターの最高経営責任者(CEO)兼任を警戒し、売られた。

配車サービスのリフト(LYFT)は取引終了後、第3四半期決算を発表。1株利益予想に反し、損失を計上したため時間外取引で下落している。

HorikoCapitalManagementLLC

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