後場に注目すべき3つのポイント需給もファンダも悪化でけん引役不在
・日経平均は3日続落、需給もファンダも悪化でけん引役不在
・ドル・円は軟調、月末・四半期末の通過で
・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がファーストリテ<9983>
■日経平均は3日続落、需給もファンダも悪化でけん引役不在
日経平均は3日続落。233.51円安の26159.53円(出来高概算6億0973万株)で前場の取引を終えている。
6月30日の米株式市場でダウ平均は253.88ドル安と反落。消費や製造業の減速を示す経済指標を受けて下落スタート。インフレ調整後の5月個人消費支出(PCE)がマイナスに落ち込んだことや、高級家具販売RHの再三にわたる見通し引き下げも景気後退懸念を一段と強めた。一方、PCEコアデフレーターが予想を下回り、金利が大幅に低下したことが下支えし、主要株価指数は引けにかけては下げ幅を縮小した。ナスダック総合指数は-1.33%と4日続落。前日のダウ平均先物の下落を通じて米株安を織り込んでいた日経平均は67.67円高からスタート。しかし、景気後退懸念が強まるなか買いは続かず失速。その後下落に転じてからも売りが止まらず、前引けまで下げ幅を広げる流れとなった。
個別では、原油先物価格の下落を背景にINPEX<1605>、石油資源開発<1662>が大幅安。川崎汽船<9107>や郵船<9101>、住友鉱<5713>など市況関連株も軟調。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算が嫌気され東エレク<8035>やレーザーテック<6920>が軒並み下落。新光電工<6967>、太陽誘電<6976>、ローム<6963>などのハイテク株も安い。為替の円安進行の一服感から日産自<7201>、ブリヂストン<5108>の輸出関連も下落が目立つ。景気後退による消費鈍化懸念からエアトリ<6191>、オープンドア<3926>、ラウンドワン<4680>などリオープン(経済再開)関連も軟調。
ロシアのプーチン大統領が、石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」について、事業主体を新たに設立するロシア企業に変更するよう命じたと伝わったことで、同プロジェクトに出資している三井物産<8031>、三菱商事<8058>が大幅に下落。業績予想の下方修正を発表したダイセキ<9793>、良品計画<7453>は急落し、東証プライム市場の値下がり率上位に並んでいる。
一方、東京電力HD<9501>が大幅に反発。三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛関連が揃って買い優勢。信越化<4063>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>の値がさ株の一角も堅調。東レ<3402>は連日で年初来高値を更新。米長期金利の低下を支援要因にベイカレント<6532>、NRI<4307>などグロース(成長)株の一角もしっかり。第1四半期が好決算となった高島屋<8233>は急伸し、東証プライム市場の値上がり率上位に入り、Jフロント<3086>も好決算を手掛かりに大幅高。今期も2ケタ営業増益見通しとなったウェザーニューズ<4825>も急伸。ブイキューブ<3681>はメタバース関連のリリースで急伸した。
セクターでは鉱業、ゴム製品、電気・ガスが下落率上位となった一方、石油・石炭、保険、銀行が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は28%となっている。
前日発表された米5月PCEコアデフレーターは前年比の伸びが3カ月連続で鈍化し、市場予想も下回った。また、前月比の伸びも予想を下回り、インフレ懸念は鈍化した。しかし、投資家の関心は既にインフレから景気後退へと大きく移っており、物価指標の伸び鈍化よりも、個人消費支出がインフレ調整後の実質ベースで今年初となるマイナスに落ち込んだことの方が注目された。インフレ調整後の個人消費支出は前月分も+0.3%と速報値の+0.7%から大幅に下方修正されており、インフレ調整後の可処分所得も前月比-0.1%とマイナスになった。
株式市場で景気後退を織り込む動きは2週間ほど前から強まっているが、アナリストによる企業業績の下方修正が十分に進んでいないなか、こうした動きはまだ序盤ともいえる。7月中旬以降、日米で4-6月期の企業決算の発表が本格化していくが、ここでの業績下方修正などを見据えて、むしろ、こうした動きが更に加速化していくことに注意したい。
米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算もネガティブな材料だった。コンピューターやスマートフォン向け需要が弱くなっているとし、6-8月期の見通しは売上高および一株当たり利益ともに市場予想を大きく下回った。各半導体メーカーの経営陣コメントから、既にPCやスマホなど民生向けで需要の減少が始まっていることは示唆されていたが、改めて需要の減速が確認された。
半導体業界では後工程において先んじて在庫調整が始まっていたが、今後は前工程でもこうした在庫調整を織り込む動きが一段と強まることが予想される。需要が減速してきている民生向け対して車載向けや産業向けの需要は旺盛とされているが、これまで堅調とされてきたデータセンターのサーバー向けも変調してきている。市場では、景気の先行き不安から米国企業などがサーバーへの設備投資を抑制し始めたとの指摘も聞かれる。
東エレクが連日で年初来安値を更新していることからも、投資家の先行きに対する不安の強さが感じられる。車載向けや産業向けの好調で相対的に強いとされてきたルネサス<6723>も連日の急落で、年初来安値を窺う位置にまで下落してきている。
景気後退懸念が強まるなか、海運株や商社株など、これまでグロース株が弱い局面でも相場をけん引してきた市況関連株も、6月以降は厳しい売られ方だ。また、歴史的な為替の円安進行が支援要因となってきた自動車関連株も最近は弱さが目立つ。今週は6月30日に一時1ドル=137円台に乗せるなど、円安が一段と進んだにも関わらず、株価の好反応は乏しく、むしろ、景気後退に伴うグローバルな自動車需要の鈍化を警戒した売りから株価の下落が続いた。円安進行に一服感も台頭しつつあるなか、今後は円高方向に振れた際の株価下落が気掛かりにもなる。暗号資産(仮想通貨)ビットコインも再び急落しており、相場は債券を除けばほぼ全部売りの様相だ。
年金基金によるリバランス(資産配分の再調整)目的の買いを背景とした6月の月末にかけての需給改善期待がはく落し、相場のけん引役も不在な状態なまま7月入りとなった。不安定ななか、今月は8日に国内の主要上場投資信託(ETF)の分配金捻出が集中しているほか、米6月雇用統計が控え、13日には米6月消費者物価指数(CPI)が予定されている。需給改善から需給悪化へと意識が向かうなか、指標の結果次第では、26~27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けた下値模索の展開も想定されよう。
より手前の話で言えば、今晩には米サプライマネジメント協会(ISM)が発表する6月製造業景気指数が発表され、6日には非製造業の景気指数も発表される。インフレよりも景気後退の方に目線が移ってきているなか、むしろこちらの方が注目度は高いともいえる。既に前月からの悪化が想定されているが、予想を下回ると景気敏感株を中心に一段と買い持ち高を縮小する動きに拍車がかかりそうで注意したい。
■ドル・円は軟調、月末・四半期末の通過で
1日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、135円後半から135円前半に値を下げた。月末・四半期末の通過で日米金融政策の違いを背景としたドル高・円安はいったん収束し、やや巻き戻された。一方、主要通貨は対ドルで弱含み、ドル・円は下げ渋る可能性もあろう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は135円28銭から135円98銭、ユーロ・円は141円58銭から142円41銭、ユーロ・ドルは1.0462ドルから1.0486ドル。
■後場のチェック銘柄
・ホーブ<1382>、アピリッツ<4174>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・6月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+2.1%(予想:+2.1%、5月:+1.9%)
・日・5月有効求人倍率:1.24倍(予想:1.24倍、4月:1.23倍)
・日・5月失業率:2.6%(予想:2.5%、4月:2.5%)
・日・6月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI:+9(予想:+13、3月:+14)
・日・6月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI:+13(予想:+13、3月:+9)
・日・6月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:前年度比+18.6%(予想:+8.3%、3月:+2.2%)
・中・6月財新製造業PMI:51.7(予想:50.2、5月:48.1)
【要人発言】
・バイデン米大統領
「湾岸諸国に石油増産を要請へ」
「米国は世界でウクライナ支援を先導していく」
<国内>
特になし
<海外>
特になし
<CS>
やす子「一番苦手な女先輩芸人」を衝撃告白しスタジオ騒然「この性格が苦手」
えっ71歳!?女性歌手“衝撃の超ミニ美脚”大胆露出姿にネット騒然「リカちゃん人形みたい」
てんちむ「シンママ」出産、相手には触れず、元カレでもYouTuberでも不倫でもない
子宮摘出手術意向の上原さくら、不正出血でファンに注意喚起「原因は人それぞれだと思います」
上方落語次期会長候補選で波乱 18年「勇退」桂文枝「やる気満々」も届かず笑福亭仁智会長4期目へ
「今年一番泣ける」映画の舞台あいさつで清原果耶が涙 「2時間ずっと泣いてしまった」絶賛の声
【U23アジア杯】五輪出場を逃した韓国「欧州組3人を呼べず」約束ほご?にコーチ恨み節
てんちむがシングルマザーで出産、仕事再開もユーチューブ復帰は未定 昨年10月から活動休止
【C大阪】インドネシア代表ハブナーがU23アジア杯で五輪切符王手 西尾隆矢と対決の可能性も
【埼玉県・秩父「わらじかつ丼」人気店5選】ボリューム満点のご当地グルメ!
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
完全にダマされた! 『ラヴィット!』あのちゃん“事故レベル”大暴走は『水ダウ』遠隔操作のしわざだった ネットも納得
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
大原櫻子、ガーシー暴露後初のSNS投稿に賛否の声「イメージ最悪になった」
ガーシー、またも綾野剛の暴露写真でネット歓喜「この写真見て笑っちゃう」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
30キロ減量の華原朋美、痩せた美貌で“ノリノリ動画”公開 美ボディーで熱唱
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
辞退表明の元モー娘。市井氏が「初当選」 1日で辞職も7万円支給へ
大久保佳代子「30代前半は性欲おばけ」“ストッパー”にするためあえてしていたこと明かす
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
曙と熱愛した相原勇(52)の現在が衝撃的すぎると話題に
深夜のファミリーマート徘徊、必ず入っている「フエラムネのミニチュアおもちゃ付」を探し求めた結果……
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ガーシー、またも綾野剛の暴露写真でネット歓喜「この写真見て笑っちゃう」
いなば食品のホームページが表示されない!そして「プレスリリース」もヤバすぎると話題に
完全にダマされた! 『ラヴィット!』あのちゃん“事故レベル”大暴走は『水ダウ』遠隔操作のしわざだった ネットも納得
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
やす子「一番苦手な女先輩芸人」を衝撃告白しスタジオ騒然「この性格が苦手」
えっ71歳!?女性歌手“衝撃の超ミニ美脚”大胆露出姿にネット騒然「リカちゃん人形みたい」
てんちむ「シンママ」出産、相手には触れず、元カレでもYouTuberでも不倫でもない
子宮摘出手術意向の上原さくら、不正出血でファンに注意喚起「原因は人それぞれだと思います」
上方落語次期会長候補選で波乱 18年「勇退」桂文枝「やる気満々」も届かず笑福亭仁智会長4期目へ
「今年一番泣ける」映画の舞台あいさつで清原果耶が涙 「2時間ずっと泣いてしまった」絶賛の声
【U23アジア杯】五輪出場を逃した韓国「欧州組3人を呼べず」約束ほご?にコーチ恨み節
てんちむがシングルマザーで出産、仕事再開もユーチューブ復帰は未定 昨年10月から活動休止
【C大阪】インドネシア代表ハブナーがU23アジア杯で五輪切符王手 西尾隆矢と対決の可能性も
【埼玉県・秩父「わらじかつ丼」人気店5選】ボリューム満点のご当地グルメ!