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今日の為替市場ポイント:米長期金利反発で円買い縮小の可能性


4日のドル・円は、東京市場では122円27銭から122円80銭まで上昇。欧米市場では、122円51銭から122円96銭まで反発し、122円75銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に122円台で推移か。米長期金利の反発や原油高を受けてドル売り・円買いは縮小する可能性がある。

ロシア軍がウクライナ北部で多数の民間人を殺害した疑いがあることから、ロシア軍はウクライナ北部から軍を撤退させるとの見方が浮上している。ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアとの和平交渉が一段と困難になった」と指摘しており、市場参加者の間からは「停戦協議は継続されるとしても、速やかな停戦合意が形成されることは難しい」との声が聞かれている。

なお、非友好国とみなされる企業がロシア産天然ガスを購入する場合、ルーブルでの支払いを要求される問題についてはドイツなどが契約違反を理由に反対している。ただ、ルーブルでの代金支払いに応じない場合、ガス供給は月内に停止される可能性が高いとみられており、欧州諸国はエネルギー供給不安についてすみやかに対処する必要がある。

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