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NY為替:米長期金利上昇で円売り強まる


2 日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円25銭まで弱含んだのち、115円69銭まで上昇し、115円51銭で取引を終えた。米国の2月ADP雇用統計の伸びが予想を上回ったほか、1月分はプラスに上方修正され労働市場の強さが証明されたことに続き、連邦公開市場委員会(FOMC)のパウエル議長が下院金融サービス委員会半期議会証言において、ウクライナ危機を監視していく姿勢を示すと同時に、インフレが高過ぎ3月連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイントの利上げ支持に傾斜していると表明し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1058ドルまで下落後、1.1143ドルまで上昇し、1.1120ドルで引けた。ユーロ・円は127円73銭まで下落後、128円77銭まで反発。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3310ドルから1.3407ドルまで上昇。英中銀の金融政策委員会のテンレイロ委員がウクライナ戦争でインフレの上方サプライズに繋がる可能性を指摘したほか、ソンダース氏とマン氏が今月の追加利上げを支持したことを受けたポンド買いが根強い。ドル・スイスは0.9192フランから0.9240フランまで上昇した。

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