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個別銘柄戦略:塩野義製薬や味の素などに注目


週明け13日の米国市場ではNYダウが320.04ドル安の35650.95、ナスダック総合指数が217.32pt安の15413.28、シカゴ日経225先物が大阪日中比225円安の28425円。14日早朝の為替は1ドル=113.50-60円(13日午後3時は113.49円)。本日の東京市場では米ハイテク株の大幅安を嫌気しソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、村田製<6981>、TDK<6762>などに売りが先行しよう。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が-2.56%と大幅に下落しており、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、スクリン<7735>、SUMCO<3436>などの半導体関連株にも売りが広がろう。さらに、英国で初の新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」感染者の死亡が報告され、改めて景気回復鈍化懸念が再燃していることを受けて、信越化学<4063>、コマツ<6301>、住友鉱山<5713>、AGC<5201>といった景気敏感株も冴えない動きとなることが想定される。同様の背景からJAL<9201>、エイチ・アイ・エス<9603>、エアトリ<6191>などの旅行関連株も売られる可能性が高いだろう。一方、塩野義製薬<4507>や味の素<2802>など医薬品や食料品といったディフェンシブセクターには相対的に買いが入りやすいだろう。 <FA>
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