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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、高水準の米長期金利にらみドル売り後退


19日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。日銀の金融政策点検による市場への影響は限定的となる見通し。一方、緩和的な米金融政策の維持で今後のインフレ加速への思惑から長期金利は高水準で推移し、ドルは売りづらいだろう。

日銀は18-19日開催の金融政策決定会合で、政策点検の結果を公表した。それによると、短期政策金利に連動する「貸出促進付利制度」を創設。イールド・カーブ・コントロールについては長期金利の変動幅上下0.25%程度を明確化し、「連続指値オペ制度」を導入する方針を示した。本日の東京市場では、ETF(上場投資信託)の6兆円の買入れメド撤廃で日経平均株価が前日比500円超安に下げ幅を一時拡大し、株安を嫌気した円買いが主要通貨を押し下げる場面もあった。

この後の海外市場では、引き続き米長期金利の動向が注視される。欧州で新型コロナウイルス再拡大が警戒されるなか、英アストラゼネカ製のワクチン接種が再開される方向で、欧州通貨売りはいったん後退。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)では緩和的な政策姿勢の継続が示されたが、今後インフレを加速させるとの観測から米10年債利回りは高水準を維持。株安を嫌気した円買いが見込まれる半面、高水準の長期金利を背景にドルは買いが継続し、対円でも下げづらいだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 カナダ・1月小売売上高(前月比予想:-3.0%、12月:-3.4%)

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