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今日の為替市場ポイント:株高持続で円買い抑制も


11日のドル・円は、東京市場では108円36銭から108円81銭まで反発。欧米市場では、108円73銭から108円36銭まで下落し、108円50銭で取引終了。本日12日のドル・円は引き続き108円台で推移か。欧米株高を期待してリスク回避的な円買いは抑制されるとみられる。

欧州中央銀行(ECB)は3月11日開催の理事会で主要政策金利の据え置きと、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れを4-6月期に拡大することを決定した。ECBは借り入れコストの上昇を防ぐために、声明で「PEPPの下での買い入れを今年の初めの数カ月と比べてかなり速いペースで実施すると理事会は予測している」と表明した。ラガルドECB総裁は記者会見で「ユーロ圏経済については、1-3月期もマイナス成長に陥る」との見方を示したが、「全般的な経済状況は年内に改善すると予想される」との見方も伝えている。為替を目標にしていないとの方針は変わっていない。

PEPPの利用拡大などの措置は市場参加者の多くが想定していたようだ。大規模な金融緩和策は維持されるが、今年後半にかけてユーロ圏の景気回復が期待されることから、欧州諸国の長期金利は小幅な低下にとどまる可能性がありそうだ。


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