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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、円売り先行もコロナ一服でドル売り


15日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米中休場に伴い短期的なリスクは後退し、日本株高などを背景に円売り先行の見通し。一方、世界的に新型コロナウイルスまん延が一服し、安全通貨のドルは売りが出やすい。

米国のプレジデンツデーと中国の春節による米中休場で薄商いのなか、週明け東京市場ではリスク要因の後退で安全通貨売りに振れている。日本でのコロナ向けワクチン購入による思惑から、足元ではややドル買いの流れ。一方、本日発表された日本の国内総生産(GDP)が予想を上回ったことで日銀の金融政策で緩和余地が縮小し、やや円売りを弱めた。また、日経平均株価が30年ぶりに30000円台に到達し株高を好感した円売りの半面、達成感により円売りを抑制する場面もみられる。

この後の海外市場では、引き続き薄商いのなか材料難から小動きが予想される。世界保健機関(WHO)によると、コロナの新規感染者数は世界全体で減少傾向にあることがわかり、全般的にリスク選好ムードが広がり安全通貨売りが続くだろう。また、米バイデン政権の追加経済対策の早期実施期待を背景に米国の長期金利や株価の目先の上昇が見込まれ、欧州やオセアニアの通貨は底堅い。ただ、ドル・円は上昇基調に変わりはないが、105円台は断続的な売りが観測され一段高は想定しにくい。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・12月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%、11月:+2.5%)
・休場:香港(旧正月)、中国(旧正月、17日まで)、米国(プレジデンツデー)

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