東京為替：目先的にはリスク回避の円買い抑制か

2日午前の東京市場でドル・円は106円05銭近辺で推移。日経平均の上げ幅はやや縮小したことから、ドル買い・円売りは一服しつつある。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。アジア諸国の株高期待は残されており、目先的にリスク回避的なドル売りは抑制される可能性があるとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円85銭から106円13銭、ユーロ・ドルは1.1892ドルから1.1929ドル、ユーロ・円は126円21銭から126円31銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・追加の経済支援策の実現は困難との見方
・米中対立の長期化懸念
・米低金利政策の長期化予想

・NY原油先物（時間外取引）：高値43.11ドル　安値42.95ドル　直近値42.95ドル



＜MK＞