米国株式相場は反発。ダウ平均は289.93ドル高の27976.84ドル、ナスダックは229.42ポイント高の11012.24ポイントで取引を終了した。最近の好調な経済指標や四半期決算を受けて、経済活動の再開にともなう回復期待が広がったほか、追加財政策を巡る議会折衝も時間の問題との楽観的な見方から上昇して寄り付いた。昨日は大きく下落したハイテク株にも買いが広がり、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。

電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は普通株1株を5株にする株式分割を発表し急伸。バイオテクノロジーのモデルナ(MRNA)は同社が開発中の新型コロナウイルスに対するワクチンを1億回分製造・供給する契約を米政府と結んだと発表し上昇した。リジェネロン(REGN)やイーライリリー(LLY)も開発している抗体治療薬の進展に楽観的な見解を示しそれぞれ上昇。一方、配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)はカリフォルニア州の運転手区分を巡る問題で、一時的に同州での事業を停止せざるを得ないとする考えをCEOが示したため下落した。

引け後に発表された配車サービスのリフト(LYFT)の決算は損失が予想ほど拡大しなかったため、同社株は時間外取引で一時上昇した。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウ289ドル高、ハイテク回復が支援