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ECBが緩和策拡大、成長見通し引き下げでユーロ売り加速




欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定した。また、「インフレ見通しが目標に強く収束するまで、金利は現行またはそれ以下となる」「資産購入は必要である限り継続、利上げ直前まで続く」とのフォワードガイダンスも据え置いた。ECBはすでにマイナス金利を導入しており、利下げによる効力はほとんどないと見られている。

同時に、緩和措置として2020年末まで、資産購入総額で1200憶ユーロ増額するとしたほか、貸出条件付き長期資金供給オペレーション(TLTROの第3弾を供給すると発表。

ECBは同時に2020年度の成長見通しを引き下げ。ラガルド総裁は新型肺炎が欧州経済の主要ショックだと警告し、これからもQEプログラムのあらゆる柔軟性を活用していく方針を示した。

ECBの緩和策拡大や成長見通しの引き下げ、加えて、米国のトランプ政権が欧州からの入国停止を発表したことがユーロ売り圧力となった。

ユーロドルは1.1301ドルから1.1110ドルまで下落し、4日来の安値を更新。ユーロ円は117円81銭から117円00銭まで下落した。


【金融政策】
・欧州中央銀行(ECB):主要政策金利を0.00%に据え置き
・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を-0.50%に据え置き
・限界貸出金利(上限)を0.25%に据え置き

「インフレ見通しが目標に強く収束するまで、金利は現行またはそれ以下となる」
「2020年末まで、資産購入総額を1200憶ユーロ増額」「資産購入は必要である限り継続、利上げ直前まで続く」
「銀行の自己資本比率引き下げを容認」
「TLTROの第3弾を供給」


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