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日経平均の年初来高値水準でのこう着【クロージング】


17日の日経平均は小幅に反落。21.06円安の22451.86円(出来高概算11億1000万株)で取引を終えた。日経平均は直近4営業日で1000円超の上昇をみせていたほか、前日には半年ぶりに年初来高値を更新したとあって、本日は上げ一服の展開となった。もっとも、日経平均は年初来高値水準での底堅い値動きが続いており、円相場は1ドル108円70銭台と円安傾向で推移していることからも下値を売り込む流れにはならず、反対に押し目では買い戻しによる需給要因が意識されている。そのため、日経平均は寄り付き直後の22424.92円を安値に前場半ばに付けた22522.39円が高値。後場はこのレンジ内でのこう着といった値動きとなった。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは海運、空運、石油石炭、化学、電気機器、建設、ゴム製品が小じっかり。半面、電力ガス、陸運、水産農林、ガラス土石、パルプ紙、証券が軟調。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、アステラス薬<4503>が堅調。一方で、KDDI<9433>、東エレク<8035>、中外薬<4519>が重石に。

16日の米国市場は9月小売売上高が予想外の減少となり、地区連銀経済報告(ベージュブック)では、複数の企業が経済成長見通しを下方修正したものの、決算を材料視する流れから底堅さが意識されていた。米中摩擦の不透明要因よりは、本格化する決算を手掛かりとした業績相場に移行していると考えられる。個別決算で指数が大きく振らされる相場展開にはなりづらく、米国市場においても底堅い相場展開が意識されそうだ。

そのため、日本株においても今後本格化する決算を前に、需給面が良好な銘柄についてはポジションをニュートラルにする流れから、買い戻しが強まりやすいところでもある。日経平均の年初来高値水準でのこう着が続くようだと、押し目待ち狙いによる上値追いの流れにもつながりやすいところである。商いが膨らみづらく、インデックス売買に振らされやすい状況ではあるが、需給面では買い戻しが意識されやすいだろう。



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