マザーズ先物見通し：バイオ株の動向を注視

本日のマザーズ先物は、前日の米国株下落などを映して、利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日の米国市場では、市場予想を下回る弱い経済指標は映して下落したほか、節目の900pt回復を受けた目先の達成感もあり、利食い売りが優勢になることが予想される。また、本日は週末ということもあり、積極的に押し目を拾う動きも限られる可能性が高く、ポジション調整の動きが主体となろう。なお、個別では、前日に遺伝子治療薬の承認が厚生労働省の専門家会議で了承されたことからストップ高比例配分となったアンジェス<4563>など、バイオ関連銘柄の物色動向は個人投資家のセンチメントに大きく影響してくるとみられる。上値のメドは910.0pt、下値のメドは880.0ptとする。


＜SK＞