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東京為替:ドル・円は小じっかり、米中関係改善に期待


16日午前の東京外為市場でドル・円は小じっかり。米中両国が通商問題で次官級協議を開く見通しで、貿易摩擦回避を期待した円売りが強まった。

トルコと米国の関係悪化でリラ売り再開への警戒から、朝方はやや円買い方向に振れた。その後、米中の貿易問題に関する通商協議が今月中に開催されるとの報道を受け、円売り優勢となりドルは110円80銭台に上昇。

ただ、ランチタイムの日経平均先物は下げに転じ、目先の日本株安への思惑からやや円買いに振れやすい地合いに。また、上海総合指数もマイナス圏推移が続いており、目先は円売りを弱めそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円46銭から110円89銭、ユーロ・円は125円29銭から126円11銭、ユーロ・ドルは1.1336ドルから1.1377ドルで推移した。

【要人発言】

・中国商務省

「商務次官が貿易交渉で8月後半に訪米」

・国際通貨基金(IMF)報道官

「トルコ当局から金融支援要請検討の表明を一切受けていない」



【経済指標】

・日・7月貿易収支:-2312億円(予想:-412億円、6月:+7208億円)

・豪・7月失業率:5.3%(予想:5.4%、6月:5.4%)

・豪・7月雇用者数増減:-0.39万人(予想:+1.5万人、6月:+5.09万人)



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