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注目銘柄ダイジェスト(前場):ジンズメイト、西松建、C&Rなど




ジンズメイト<7448>:922円(+93円)
大幅続伸で上昇率トップ。前日に発表した3月の月次動向が買い材料視されている。既存店売上高は前年同月比40.2%増、8カ月連続でのプラス成長、かつ2カ月連続での2ケタ成長となっている。MD強化に取り組んでいるウイメンズ部門が好調推移のほか、気温上昇に伴って夏物商品の売り上げも伸びたもよう。比較的、衣料品専門店各社の3月の動向は順調だが、なかでも同社の伸び率は現在突出する格好になっている。


ファーストリテ<9983>:44650円(+760円)
大幅続伸。前日に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比13.0%増、客数が同7.7%増となったほか、客単価が同4.9%上昇した。2カ月連続でのプラス成長となり、12月の同18.1%増以来の高い伸びとなっている。気温の上昇に伴って春夏商品やジーンズの販売が好調であったもよう。下半期の順調なスタートに伴って、12日に予定の上半期決算に対する期待感なども高まる形に。


西松建<1820>:2792円(+222円)
大幅反発。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も3250円から3500円に引き上げている。19.3期は増収増益が予想されること、株価の調整が進み一段と割安になったことなどを格上げの背景としている。堅調な受注と繰越工事の消化によって19.3期以降は売上高が拡大する局面が想定され、採算重視の受注活動継続により、採算の悪化もないと判断しているようだ。


C&R<4763>:1139円(+81円)
大幅反発。19.2期営業利益は20億円程度で、前期推定比1割程度増えそうだとの観測報道が伝わっている。人手不足に悩む制作会社から、テレビ番組やゲームの制作請負の受注が拡大し、3年連続での過去最高益となるようだ。一部季刊誌予想の19億円なども上回る水準となっており、あらためて良好なファンダメンタルズに評価を高める動きが優勢に。


Jストリーム<4308>:515円(+25円)
急反発。地域放送局のTOKYO MXが地上波同時配信サービス「エムキャス」で利用している基盤ソフトウエアを取得することで基本合意したと発表している。Jストリームが持つ配信技術と今回のソフトウエアを組み合わせ、地上波放送のインターネット同時配信のためのサービスを整備し、国内放送局各社に展開する計画。配信インフラ事業の拡大期待から買い人気を集めている。


木徳神糧<2700>:730円(-14円)
反落。全国農業協同組合連合会(全農)に対し、第三者割当で自己株処分を実施すると発表している。木徳神糧は2017年10月、全農とコメビジネスで業務提携することで合意。今回の資本提携により全農との関係を深めて企業価値向上を図るのが狙い。ただ、処分価額は721円と3日の木徳神糧の終値(744円)を約3%下回っているため、処分価額にさや寄せする動きが優勢となっている。


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