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注目銘柄ダイジェスト(前場):テックポイント、アルチザ、伊藤園など


アルチザ<6778>:921円(-194円)
大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表、7月期通期営業損益は従来予想の1.2億円の黒字から、一転して5.5億円の赤字となる見通し。年度末に見込んでいたLTE-Advanced に対応する製品の受注が伸び悩んでいること、研究開発投資が増加することなどが業績下振れの背景に。足元では5G投資の前倒し観測から株価が急騰していたが、こうした反動も強まる状況になっている。


日ペHD<4612>:4015円(+105円)
買い優勢。前日に取締役議案候補者を発表。社外取締役5名の選任という筆頭株主であるウットラムグループの株主提案を全面的に受け入れたものとなっている。今後の株主価値最大化に向けた取り組みが期待されるほか、経営混乱の抑制にもつながるとみられ、会社側の今回の決断をポジティブに捉える動きが先行しているようだ。


中外薬<4519>:5080円(-340円)
大幅続落。クレディ・スイス証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も6300円から6000円に引き下げている。2017年にセクター内で最高のパフォーマンスを挙げた反動もあり、目先の株価は小休止する可能性が高まったとしている。今期の会社計画は長期収載品の売却益計上で増益を確保したという印象であり、薬価改定による潜在的ダメージが残るとしている。


伊藤園<2593>:4090円(-380円)
大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は163億円で前年同期比6%減益となっている。第2四半期累計では同1%増益であったが、11-1月期の業績悪化で減益に転じる格好となった。11-1月期は同40%の減益となっている。通期予想は従来の226億円から220億円に減額修正、全国的な低温と大雪など天候不順の影響による販売不振が響く形に。再度のモメンタム悪化をネガティブに捉える動きが先行。


テラ<2191>:595円(±0円)
買い先行ももみあい。朝方には一時620円まで急伸する場面があった。関西圏に細胞培養加工施設の設置を決定したと発表している。同社は先月19日に細胞加工の製造受託業への参入を発表し、新たな細胞培養加工施設の整備を開始している。今回設置を決定した施設は、主にがんに対する免疫細胞治療に係る特定細胞加工物の製造開発を受託することを見込んで設計されている。特定細胞加工物の製造許可申請を行うため、製造体制の整備等を進める。


ロゼッタ<6182>:1670円(+62円)
急伸。総務省が人工知能(AI)による同時通訳システムを活用した企業の製品開発を後押しすると一部メディアで報じられており、関連銘柄として物色が向かっているようだ。この報道によれば、同省所管の情報通信研究機構(NICT)が持つ同時通訳の基幹技術の民間開放を進め、初期投資を抑えて実用化に乗り出しやすくするようだ。ロゼッタはオンライン自動翻訳「熟考」、AI自動翻訳「T-400」などのサービスを提供している。


テックポイント<6697>:2114円(+400円)
ストップ高。19年12月期の業績観測が報じられている。営業利益は今期予想比4倍強の12億円程度になりそうだという。売上高は同25%増の50億円程度とみられている。半導体需要の増加が追い風となり、監視カメラ用半導体の販売が伸びるもよう。また、自動車の電装化で車載向け半導体も好調のようだ。18年12月期は減益予想だが、小里社長は「研究開発費の積み増しで成長を加速させる」と話しているという。



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