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後場に注目すべき3つのポイント~米減税策や仮想通貨関連への思惑


29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・米減税策や仮想通貨関連への思惑
・ドル・円はもみあい、クロス円主導の展開
・値上がり寄与トップはTDK<6762>、同2位はソフトバンクG<9984>

■日経平均は反発、米減税策や仮想通貨関連への思惑

日経平均は反発。57.66円高の22841.64円(出来高概算3億9000万株)で前場の取引を終えた。28日の米国市場では前日重しとなった原油相場は反発したほか、長期金利も上昇した流れを受けて、小幅ながら買いが先行した。日経平均は前日の後場半ばから下げ幅を拡大していた反動もあり、寄付き直後には22871.39円まで切り返す場面をみせている。

ただし、市場参加者は限られており、日経平均の5日、25日線とのレンジ相場が継続する格好。東証1部の値上がり数は1100を超えており、過半数を占めている。セクターでは銀行、ガラス土石、金属、証券、パルプ紙がしっかり。半面、空運、食料品、サービス、水産農林が小安い。

出来高は4億株に届かず、今年最低を更新することになりそうだ。ただし、先高期待は大きく、中小型株には短期筋の値幅取り狙いの資金が向かっているように映る。大引けにかけては利食いに失速する銘柄も増えてくる可能性があるが、中核的な銘柄に資金が集中する格好になろう。

引き続き米国の減税策を手掛かりとした金融や資源関連などが注目されるほか、2018年のテーマとしてAIやIoT、仮想通貨、次世代電池、働き方改革、省力化といった関連銘柄への物色になりそうである。特に仮想通貨は365日、24時間稼働していることもあり、仮想通貨に対する思惑から、関連銘柄への物色が意識される。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円はもみあい、クロス円主導の展開

29日午前の東京市場でのドル・円はもみあい。日本株の値動きを手がかりにクロス円主導の展開となった。

ドル・円は112円後半を中心に、方向感の乏しい値動きが続く。日経平均株価が上げ幅をやや縮小した場面ではクロス円が弱含み、ドル・円は一時112円69銭まで押し下げられた。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移し、日本株高継続をにらんだ円売りに振れやすい。ただ、上海総合指数がマイナス圏で推移しており、円売りは弱められているようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円69銭から112円97銭、ユーロ・円は134円55銭から134円93銭、ユーロ・ドルは1.1937ドルから1.1947ドルで推移した。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・ラクオリア<4579>や富士ソフトSB<6188>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値上がり寄与トップはTDK<6762>、同2位はソフトバンクG<9984>


■経済指標・要人発言

・トランプ米大統領
「中国が北朝鮮への石油供給を容認していることは非常に残念」
「これが続けば、北朝鮮の問題を友好的に解決することは決してないだろう」

・イタリアのマッタレラ大統領
「議会を解散」

・イタリア・ジェンティローニ内閣
「来年3月4日に総選挙を実施」

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
特になし

<海外>
特になし






<DM>

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