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中小型株にシフトしやすい需給状況に【クロージング】


14日の日経平均は3日続落。63.62円安の22694.45円(出来高概算16億6000万株)で取引を終えた。米FOMCの結果は予想通りであり、また、利上げペースは当面加速しないとの見方が広がり、金融セクターには利益確定の売りが先行した。リバランスの流れからハイテク株の一角にはリバウンドが見られているが、一方で楽天<4755>が携帯電話事業に参入するとの発表を受けて、ソフトバンクG<9984>などが競争激化を警戒して売られており、日経平均の重しとなった。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超え、全体の6割を占めている。セクターでは保険、銀行、情報通信、その他製品、海運、空運、その他金融、証券が軟調。一方で、パルプ紙、石油石炭、金属製品、不動産、ゴム製品、建設、化学が堅調。規模別指数では小型株指数の強さが目立っていた。

ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>の2社で日経平均を約44円押し下げているが、日経平均は5日、25日線を挟んでの底堅さは意識されている。海外勢のフローが限られていることもあり、仕掛け的な売買も限られているとみられ、明日もこう着感の強い相場展開が続きそうである。ハイテク株の明確な底打ちを見極める必要もあるため、物色の流れとしては中小型株にシフトしやすい需給状況になりそうである。(村瀬智一)



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