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個別銘柄戦略:決算受けた個別物色や、中小型株の自律反発狙いの買いも


こう着感の強い相場展開が続きそうである。24日の米国市場では、国際通貨基金(IMF)が米英の経済成長見通しを下方修正したほか、26日の連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を見極めたいとの思惑から積極的な取引手控えられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の19945円。また、先週のネットフリックスの好決算を受けて、FANG銘柄に関心が集まるなか、アルファベット(GOOGL)の決算は、一株利益が予想を上振れたものの、トラフィック獲得コスト調整後の売上高は予想を下振れた。時間外取引で下落して推移しており、ハイテクセクターへの手掛けづらさにつながりそうだ。さらに、安倍政権に対する不透明感が高まってきていることも、積極的な売買を手控えさせることになろう。

物色は決算を手掛かりとした個別物色のほか、調整一巡感のある中小型株の自律反発狙いといったところか。その他、東京五輪まであと3年となり、インフラ整備やイベントといった関連需要への報道も頻繁に出てくるなか、五輪関連への物色も意識されてきそうだ。個別で強気格付けや格上げが観測されているところでは、イオンFS<8570>、オリックス<8591>、東製鉄<5423>、マルカキカイ<7594>、アルバック<6728>に注目。



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