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注目銘柄ダイジェスト:GMOPGがストップ高、日揮は後場に急落(5/2)


【反発、決算を手掛かりとした物色が活発】1日(月)

■概況■19310.52、+113.78
1日(月)の日経平均は反発。28日の米国市場は1-3月期GDP速報値が3年ぶりの低水準となったことが嫌気されたが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の19215円と底堅い展開だった。この流れからやや売りが先行したものの、寄付き後早い段階で上昇に転じている。連休の谷間となることから商いは細りやすいところであるが、決算評価の流れが個別でみられており、じり高基調に。終値ベースでは3月21日以来の19300円を回復している。

大引けの日経平均は前日比113.78円高の19310.52円となった。東証1部の売買高は17億6086万株、売買代金は2兆2177億円だった。業種別では、ハイテクの好決算から電気機器が上昇率トップだったほか、卸売、ガラス土石、保険、化学、精密機器が堅調。一方で、JAL<9201>の減益見通しを受けて、空運が下落率トップ。石油石炭、海運、パルプ紙、鉱業が下落率上位だった。


◆注目銘柄◆
個別では決算を手掛かりとした業績相場のなか、東エレク<8035>、日東電<6988>が日経平均をけん引している。その他、オプトHLDG<2389>、ショーワ<7274>、enish<3667
>、インフォマート<2492>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、テイ・エス テック<7313>、イトーキ<7972>、富士通<6702>などが決算受けて強い値動きとなった。

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【続伸、連休控えるも好業績銘柄中心に買い】2日(火)

■概況■19445.70、+135.18
2日(火)の日経平均は続伸。1日の米国株式市場は、翌日の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え高安まちまちだった。ただ、為替市場では米債券利回りの低下とともに円安が進み、本日の日経平均はこうした流れを受けて25円高からスタートした。寄り付き後は好業績銘柄を中心に買いが入ったほか、トランプ米大統領の発言を受けて北朝鮮情勢に対する警戒感が後退したこともあり、前場に一時19464.30円(前日比153.78円高)まで上昇する場面があった。ただ、買いが一巡すると明日からの連休を前に高値もみ合いとなった。

大引けの日経平均は前日比135.18円高の19445.70円となった。東証1部の売買高は18億6294万株、売買代金は2兆2656億円だった。業種別では、不動産業、石油・石炭製品、証券が上昇率上位だった。一方、下落したのは海運業、水産・農林業、食料品の3業種のみだった。


◆注目銘柄◆
個別では、東芝<6502>が4%近く上昇したほか、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、ファナック<6954>もしっかり。任天堂<7974>やソフトバンクG<9984>は小幅に上昇した。前日に決算発表した京セラ<6971>は買い優勢で、取引時間中に決算発表した伊藤忠<8001>は上げ幅を拡大した。また前期決算、今期計画とも市場予想を上回ったヤマハ<7951>が東証1部上昇率トップとなり、島精機<6222>やGMOPG<3769>はストップ高まで買われた。一方、売買代金上位ではソニー<6758>やホンダ<7267>がさえず、PD<4587>は急反落。また、ダイキアクシス<4245>やアイティフォー<4743>に加え、決算を受けて後場急落した日揮<1963>、前期が3期連続の最終赤字見通しとなったJDI<6740>などが東証1部下落率上位に顔を出した。




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