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個別銘柄戦略:個人の需給状況は回復傾向か、テーマ株での循環物色へ


19日の米国市場はまちまちとなり、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、利食い先行となりそうだ。ただし、IBMの決算が嫌気されていたが、既に前日の時間外で織り込まれているとみられ、影響は限られよう。日経平均は5日線レベルでの攻防となりそうだが、底堅さが意識されるようであれば、安心感につながりやすい。個人主体の中小型株などは、決算を手掛かりとした物色が持続している銘柄も散見されている。資金の逃げ足の速さは警戒されるものの、トレンドの強い銘柄等は利食いをこなしながら上昇を続けており、個人の需給状況は回復傾向にあるとみられる。積極的な売買は手控えられるだろうが、決算を手掛かりとした物色のほか、アップル、ビットコイン、人工知能、防衛関連などのテーマ株での循環物色の流れも意識される。個別では強気格付けが観測されているところでは、明電舎<6508>、アドバンテスト<6857>が注目される。

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