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今日の為替市場ポイント:日銀政策決定会合の結果判明を待つ状況


19日のドル・円相場は、東京市場では117円97銭から116円98銭まで下落。欧米市場でドルは一時116円55銭まで売られたが、117円09銭で取引を終えた。


本日20日のドル・円は、117円前後で推移か。日本銀行の金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となる。金融政策の現状維持が決まった場合、日米長期金利差の拡大を想定してドル買い・円売りが活発となる可能性がある。


19-20日に開かれる日銀金融政策決定会合では、日銀当座預金における政策金利残高に-0.1%の金利を適用する現行の方針は維持される公算だが、「10年物国債金利(長期金利)が0%程度で推移するよう、長期国債の買入れを行う。買入れ額については、概ね現状程度の買入れペース(保有残高の増加額年間約80兆円)をめどとしつつ、金利操作方針を実現するよう運営する。」との文言が変更される可能性がある。


市場関係者の間からは、「長期金利が0.05%-0.10%の範囲内であれば日銀は問題にしないだろう」との声が聞かれている。ただし、0.1%を上回る状況になると長期金利の上昇を抑えるために長期国債の買い入れを大幅に増やす必要が生じるとの見方が多い。市場関係者の多くは、日銀が長期金利の目標水準を0.1%程度に引き上げることはないと考えているようだ。


ただ、長期国債の買い入れを大幅に増やすことは円安誘導に該当するとの指摘もある。トランプ次期米政権の批判の対象となる可能性もあることから、今回の金融政策決定会合で国債買い入れ額の増額が決まることはないと予想される。




<SK>

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