starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ドル円今週の予想(6月9日)サンワード証券の陳氏


今週のドル円はレンジ相場が予想され、決め手材料が待たれる状況です。米国の5月雇用統計が予想を少し上回り、早期利下げ観測が後退しました。11日に発表される消費者物価指数(CPI)、12日の卸売物価指数(PPI)が注目されており、これらの結果次第でドルの為替相場に影響が出る可能性があります。日米貿易交渉や米中協議の進展にも注目が集まりますが、現時点で大きな合意には至っていません。ドル円の予想レンジは142.00円~146.00円とされています。市場は経済指標に加え、交渉の進展も慎重に見守る姿勢です。

*10:00JST ドル円今週の予想(6月9日)サンワード証券の陳氏 皆さん、こんにちは。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のドル円について『決め手材料待ちだが、関税交渉やトランプ発言等の突発的材料も想定されるため、レンジ相場となりそうだ』と述べています。

次に、『先週末に発表された5月雇用統計は、予想をやや上回る内容で、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測がやや後退した。今週は11日に5月消費者物価指数(CPI)、12日に卸売物価指数(PPI)がそれぞれ発表される』と伝え、『結果が予想を上振れれば金利上昇に伴うドル高、下振れれば金利低下ドル安で反応することが予想される』と述べています。そして、『ただ、足元の米国では関税発動前に大量輸入された在庫を消費している過程にあるため、関税に伴う価格上昇はインフレ指標に本格的にはまだ表れないとの見方がある。インフレ指標に対する関税の影響はこれからとなる可能性が高い。経済指標の結果を注視しつつ米国との関税交渉を待つことになろう』と見解を述べています。

次に、『赤沢経済再生担当相は6日、ベセント財務長官、ラトニック商務長官とそれぞれ会談した。5回目となる今回の関税交渉について、「(日米の)合意の実現に向けた議論がさらに進展した」と強調した一方、現時点で「一致点は見いだせていない」と明らかにした』と伝えています。

また、『米中は9日、2回目の閣僚級協議をロンドンで開催する。トランプ米大統領と習近平国家主席が膠着状態を打開して以来初めての交渉となる。前向きな兆しとして注目されるのは、中国が既にレアアース輸出の申請を一部承認したと発表した点だ』と述べています。

そして、『欧州連合(EU)欧州委員会のハンセン委員は5日、トランプ米政権との貿易交渉で、米国から輸入する肥料の関税引き下げを提案する可能性を明らかにした』と伝えています。

陳さんは、『経済指標以外は、交渉事の結果も発表タイミングも予想できないため、内容次第で上下するだろうが方向感には欠く展開になりそうだ』と考察しています。

今週のドル円の予想レンジについては、『142.00円~146.00円』と想定しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月10日付「ドル円今週の予想(6月9日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.