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金は米国債格下げで長期的にサポートされよう サンワード証券の陳氏


金が米国債格下げを背景に長期的な支持を受けると予想されている。ムーディーズが米国債の格付けを引き下げ、債権売却が進む中、安全資産として金の需要が高まっている。地政学リスクや米国の経済状況、FRBの利下げ観測も金相場を支える要因とされている。また、中国の貸し出し金利の引き下げが金買いを促進する。今週は利益確定売りが見られる中、金相場は値固めに入ると予測され、NY金の予想レンジは3100~3400ドルとされる。

*17:42JST 金は米国債格下げで長期的にサポートされよう サンワード証券の陳氏 皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は米国債格下げで長期的にサポートされよう』と述べています。

続いて、『週明け19日のNY金相場は、米国債格下げを背景に安全資産としての金需要が高まり反発。前週末比46.30ドル高の1オンス=3233.50ドル』と伝えています。

次に、『米格付け大手ムーディーズ・レーティングスは16日、債務膨張を理由に米国債の格付けを最上級の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げた。米国債が売られる半面、安全資産としての金買いが活発化した』と述べています。

また、『米関税政策を巡る懸念が再燃したことも相場の支援要因。このほか、ロシアとウクライナの停戦協議を巡る地政学リスクも金の支援要因』とし、『先週発表された一連の米経済指標は、景気減速やインフレ鈍化傾向継続を示すもので、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内、複数回の利下げを行うとの観測が強まったことも金相場には支援要因』と述べています。

こうしたことから、『米国債の格下げを踏まえると、安全資産として金が長期間にわたって買われる可能性は高いだろう。トランプ大統領が進める大規模減税が実現すれば、債務はさらに増加するからだ。また、米国の債務上限問題が7月に再燃する見通しで、夏に向けて米国債の信認が低下する可能性が高い』と示唆しています。

また、『中国人民銀行(中央銀行)は20日午前、貸し出し金利の指標となるローンプライムレート(LPR)を0.1%引き下げ、1年物を3%、5年物を3.5%とした。これを受けて金利の付かない金への買いが再開していることも金には強材料』と伝えています。

陳さんは、『今週の金相場は利益確定売りをこなしながらの値固めとなろう』と考察しています。NY金(6月)予想レンジは、『3100~3400ドル』と想定しています。

一方、『OSE金は、為替がやや円高地合いで推移しているものの、NY金の上昇に連れて水準を切り上げていくだろう』と述べています。予想レンジは、『1万5000~1万5500円』と想定しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の5月21日付「金は米国債格下げで長期的にサポートされよう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


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