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ドル円今週の予想(4月14日)サンワード証券の陳氏


サンワード証券の陳氏によると、今週のドル円は戻り売りが続く見込みです。米中貿易摩擦やトランプ政権による関税政策の勃発が背景となり、日米交渉の結果次第では円高が進行する可能性があります。特に、米国が一部商品への追加関税を一時停止したことや、中国が米国にレアアースの輸出禁止を発表したことが市場に影響を及ぼしています。また、今週のワシントンでの日米交渉では、為替問題が一つの焦点であり、特に貿易赤字解消を目的に日本に円安是正を求める動きが予想されます。ドル円の予想レンジは140円から146円です。

*09:21JST ドル円今週の予想(4月14日)サンワード証券の陳氏 皆さん、こんにちは。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のドル円について『戻り売りが続きそうだ。日米交渉の結果次第では円高が加速する可能性もありそうだ』と述べています。

続けて、『トランプ米政権は9日に、各国に対する一律10%の「相互関税」を発動したが、翌10日には、中国を除く対象国への上乗せ分を90日間停止した。中国に対しては145%まで引き上げた。これに対して中国は、12日からアメリカからの輸入品にあわせて125%の追加関税を課すことを決定し、これ以上の関税合戦には加わらないとした』と伝え、また、『11日には、相互関税の対象から除外すると発表したスマートフォンなどの電子機器について、国の安全保障に悪影響を及ぼすかどうかを調べ、別の関税を課す方針を明らかにした。中国政府は除外措置について米国が過ちを正すための小さな一歩と述べていたが、市場の楽観的な見方は空振りとなった。中国は、週明け14日に米国へのレアアースの輸出を禁止した。米中のデカップリング(分断)に伴う世界景気の後退が意識されており、リスクオフムードの払拭にはほど遠く、ドル円は戻り売りが続きそうだ』と述べています。

次に、『今週17日、アメリカの関税措置をめぐり、ワシントンでベッセント財務長官らと初めて会談する予定で、日米交渉が始まる。日本の巨額の投資がアメリカの経済や雇用に貢献していることを説明したうえで措置の見直しを求める方針。ただ、難しい交渉になると見られている』と述べています。

陳さんは、『今回の交渉では、為替分野が協議のテーマの1つとなる見通し。トランプ政権は、貿易赤字の解消を目指していて、特に大きな貿易赤字を抱える日本に対して、円安・ドル高を是正するため、為替分野の協議を持ちかけているとみられる。『第2のプラザ合意』の声も出てきている。円安是正策で合意する可能性があるのか、アメリカ側の出方次第の交渉となるため、為替市場への影響も大きなものになろう』と考察しています。

今週のドル円の予想レンジは『140.00円~146.00円』と想定しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月15日付「ドル円今週の予想(4月14日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


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