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NYの視点:パウエルFRB議長の見解に焦点、利上げ軌道巡り


*07:39JST NYの視点:パウエルFRB議長の見解に焦点、利上げ軌道巡り 連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、経済活動が9月からほぼ変わらずであることが指摘された。12地区連銀が10月6日までの情報を基にセントルイス連銀が作成。消費支出は強弱まちまちで労働市場は引き続き緩和基調にある一方、価格は全般的に引き続き緩やかなペースでの上昇が継続していると指摘された。

最近の講演において、12名のFRB高官が今までの大幅で急激な利上げが経済やインフレに反映、利上げが十分であるかどうかを判断する余地があると、利上げ休止を示唆。高官は、最近の強い消費関連指標にもかかわらず消費者のクレジットカードの利用、融資の不履行などから、弱い兆候も見られると慎重な見通しに転じている。

タカ派として知られていたウォラー理事もインフレにおいて「進展している」との見解で、金利の上昇が利上げと同様の効果がある可能性を指摘するなど、利上げを休止を示唆。市場では11月連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策据え置きがほぼ確実視されている。

ただ、中東情勢の悪化や原油高、労働市場のひっ迫が緩和しつつあるとは言え、依然強い水準。最新の小売売上高も予想を上回るなど、依然、インフレリスクが上方。パウエルFRB議長は米国時間19日にNY経済クラブで予定している講演で、インフレの進展を認めながらも、追加利上げの可能性も除外しない他のメンバーに比べ若干タカ派の姿勢を維持する可能性がある。

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