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NYの視点:米国債、株式市場はFRBの柔軟な姿勢を好感、政策立ち遅れの警戒感が後退


連邦準備制度理事会(FRB)は19日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月27-28日会合分)の中で、メンバーのほどんどが依然、インフレを一時的と見ており、圧力を懸念していないことが明らかになった。また、経済がFRBの目標である最大雇用や物価安定目標に向けて著しい進展を見せるまでにはかなりの時間を要する可能性が強いと見ており、大規模緩和を維持する姿勢を再表明した。同時に、複数の参加者は、もし、委員会の目標に向けて経済が急回復を継続した場合、今後の会合で、資産購入ペースの修正に関する計画協議を開始することが適切になるかもしれないと指摘。4月会合で初めて、メンバーは資産購入ペースの修正に言及したが、米国債や株式市場では、タカ派的な内容ととらえられておらず今までのように、インフレが上昇しても対応しないと強固な姿勢を見せるのではなく、むしろ、柔軟なFRBの姿勢を歓迎する声が大きい。

19日の米国債相場は、緩和縮小協議開始の思惑に一度は売られたものの、20日の相場は反発。FRBの金融政策での立ち遅れへの警戒感が後退し株式相場も上昇している。

米5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が31.5と、4月50.2から予想以上に低下した。重要項目の新規受注も4月から低下しており、景気過熱感も緩和しつつある。




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