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東京金は最高値更新の可能性高まる サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、東京金についてのレポートを紹介します。

陳さんは、まず『米連邦準備制度理事会(FRB)は、9、10日の2日間で開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上の「ゼロ金利」や「量的金融緩和」が維持されることが決定された』ことに言及し、『政策に目新しさはなかったが、「利上げを検討しない」として、ゼロ金利を少なくとも2022年末まで継続し、金融緩和の長期化を見込んだことが金相場には好感された』と分析しています。『長期のゼロ金利政策は、利子を産まない金相場を今後もサポートしていくだろう』との見解です。

足元では、6月に入り5月の米雇用統計が予想外に改善するなど、米国の各経済指標に改善がみられました。これを背景に8日にNYダウは上昇しましたが、11日には新型コロナウイルス感染の第2波への警戒感から急落。ダウ平均は史上4番目の下落幅を記録しました。

陳さんは『「安全資産」需要を背景に金ETFは増加し、6月11日時点で1135.05トンと年初来の最大保有となった。年初から27.0%増加で、2013年4月以来の水準となった』と説明しています。加えて、『景気先行きについて強気と弱気の見方が交錯しており、株価も不安定な状況で、安全資産である金需要は今後も継続していくだろう』と分析しています。

東京金については、『5月18日に6000円の大台を示現し、翌19日には6133円の高値をつけ上場来の最高値を更新した』とのことですが、『その後は上昇の「モメンタム」が失速し、6000円を下回る展開となった』と伝えています。

最後に、東京金の今後の動向について、『短期的には、5月19日高値6133円が上値抵抗線、4月22日安値5719円が下値支持線と見ていいだろう』として、『東京金はNY金の上昇に連れて再度6000円の大台を回復し、最高値を更新する可能性が高いと予想する』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月12日付「東京金は最高値更新の可能性高まる」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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