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今週のメキシコペソ円は保ち合いで推移か サンワード貿易の陳氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日はメキシコペソ円についてのレポートをご紹介します。

テクニカルマイスターでは、先週のメキシコペソ円の軟調な値動きについて、『冴えない経済指標を背景に売りが優勢となった』と分析。9月製造業PMI、9月消費者信頼感指数がともに予想を下振れたと伝えています。

また、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の全面ストの影響で、『メキシコのピックアップトラック工場が休止した。従業員約6000人に影響が出ているという』ことで、『GMは利幅の厚いピックアップトラックで収益の大半を稼ぎ出しており、同工場の休止が業績に及ぼす影響は大きいもよう』と考察しています。

今週のメキシコペソ円については、『メキシコ銀は9月26日に開いた金融政策決定会合で2会合連続となる利下げを決めた』とのことで、『メキシコ経済は2018年12月に就任した左派のロペスオブラドール大統領の下で民間の投資環境が混乱。緊縮策で公共事業も減っており、実質経済成長率は2019年4~6月期に前期比でゼロとなった』、『市場ではメキシコ銀が年内に一段の利下げに動くとの予想も出ている』と伝えています。

そのことから『9日に発表される消費者物価指数(CPI)が低下していれば、再利下げへの思惑を強めそうだ』との見解です。

加えて、新たな貿易協定である米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の状況については、『メキシコ議会はUSMCAの批准手続きを既に終えているが、米議会はトランプ亜大統領にウクライナ疑惑に絡む弾劾問題もあって批准の見通しが立っていない』と分析。今週のメキシコペソ円は『保ち合いで推移しそうだ』と結論付けています。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月8日付「メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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