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NYダウがトリプルトップで連動性のある原油とともに下落か? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は原油についてのレポートをご紹介します。

松永総研の記事では、5月7日夜の原油市場について『米国株の大幅下落やサウジアラビアの増産観測に圧迫されて下落しました』と分析しています。

サウジアラビアの増産観測については、『ペロー米エネルギー長官は昨夜、「同盟国のサウジアラビアは、対イラン制裁に関する需要に対応する為に増産している。」と述べました』とのことですが、サウジアラビアが4月に減産したことで、増産しても『他のOPEC諸国から増産をとがめられる心配もいりません』という状態のようです。

また、トランプ米政権がイラン産原油の輸入を全面的に禁止する措置に踏み切ったことで、原油価格や日本への影響も懸念されていますが、レポートでは『米国はイラン核合意から離脱しましたが、EU諸国はイラン核合意を継続しているので、イランが核合意に違反することになればEUへの原油輸出は絶望的になるだけに、イランが核合意に違反する可能性は低そうです』との見解を述べています。

そして、NY原油とブレント原油の値動きについては『先月下旬の高値から共に5ドルほど下落しており、トレンドが転換したようです』と考察。加えて、『「NYダウとNY原油の連動性」は注目するべきでしょう』と示唆しており、NYダウの値動きについて『昨年1月の高値(2万6616ドル)と昨年10月の高値(2万69051ドル)と今年の4月の高値(2万6695ドル)でトリプルトップを完成させた可能性も高まってきました』と考察しています。続けて、『それだけに、東京ドバイ原油に対して弱気な見方を継続するべきかもしれません』と伝えています。

原油の取引をしていない方も、原油価格は期待インフレ率をはじめ、世界経済に大きな影響を及ぼしますので、ぜひチェックしておきましょう。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月8日付『原油市場「NYダウのトリプルトップの可能性が高まる」』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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