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上昇基調の原油市場がトレンド転換か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は松永総研の週間レポートのなかから、「原油市場の総括」という原油市場についてのレポートをご紹介します。

足元で原油価格は上昇基調が継続していますが、レポートではその背景として、『OPECプラスによる減産規模が増加したことや、米国政府による経済制裁の影響でイランとベネズエラの原油生産が減少するとの観測、ベネズエラでの大規模停電による原油生産の減少観測』を挙げています。

ブレント原油の値動きについては、 70ドルの大台寸前ではあるものの、『70ドルを目前にブレント原油の上げ足が鈍ってきました』と指摘。

『米国がイランとベネズエラへの経済制裁を強化させたことや、ベネズエラでの大規模停電の影響により、両国の原油生産が大幅に減少』し、『「イランと ベネズエラの原油生産の減少観測」が原油市場でかなり騒がれていましたが、「イランとベネズエラの3月の減産量」に匹敵するだけリビアが3月に増産しました』と分析しています。

続けて、『これまで「イランとベネズエラの原油生産の減少観測」を支援材料として原油価格が上昇基調を続けてきただけに、これまでの上昇基調に対する反動安に警戒が必要となってきました』と考察しています。

また、米製油所稼働率の低下や、原油輸入量の少なさを挙げて、『米原油需要が低迷していることが伺えます』と伝えており、『10年前とは比べられないほど米国の原油自給率が大幅上昇しましたので、いつまでも大量のSPRを維持する必要が無くなったようです。米国がSPRの本格放出を始めることになれば、原油価格が暴落する可能性も高まります』との見解を伝えています。

原油がトレンド転換するかも、と頭に置いておくことが必要かもしれませんね。参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月5日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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