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安川電を参考に決算発表後の相場動向を考察すると、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

1/17付の「DailyOutlook」では、決算発表後の相場動向について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『来週以降、2018年10-12月期決算発表が本格化する。決算発表後の相場動向を考察する上で、10日発表の安川電(6506)決算、その後の株価推移は参考となろう』と伝えています。

続けて、安川電の19/2期9-11月期決算は不振であったことを挙げ、『営業利益実績は111億円(決算期変更で前期比較できず)と、6-8月期の133億円より減速。通期の営業利益計画は590億円から530億円へ、今期2度目の下方修正され、決算発表前の市場コンセンサス565億円を下回った。しかし、決算発表後の安川電の株価はさほどネガティブに反応していない。翌11日の株価は前日終値を挟んで推移、その後も底堅く推移している。会社は、業績不振の理由を半導体需要の減速に伴う半導体メーカーの設備投資意欲の後退や中国市場の弱含みとしている。こうした悪材料は市場で相当程度織り込み済みのようだ』と分析しています。

さらに、『化学や機械、電気機器、精密機器といった業種には、半導体市場や中国経済の先行き不透明感を背景に2018年前半より株価調整してきた銘柄が多くある。安川電をみる限り、これら材料を主因に決算内容が市場コンセンサスを多少下回ったとしても、過度な悲観は必要ないだろう。つまり、株価は相応の調整期間を経て、悪材料に対する耐性を備えているとみられる。因みに、主要企業の決算発表は、23日に日電産(6594)、29日に信越化(4063)、30日に日立建(6305)、TDK(6762)などが予定されている』とまとめています。

最後にレポートでは、『安川電(6506)の決算発表前後における株価推移』を紹介しています。詳しくは1/17付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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