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今週はロシア・ゲートのリスクを意識しつつ、経済指標をしっかりチェック! 住信SBIネット銀行(三井智映子)


こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

先週はトランプ米大統領によるロシアへの機密情報漏えい問題、いわゆるロシア・ゲートのリスクがマーケットに先行き不透明感をもたらしましたね。トランプ大統領弾劾呼びかけとの報道からNY株価や米国債利回りが低下しました。また、リスク回避のドル売りが強くドル円が大きく下落する場面もありましたね。

「ウィークリーレポート」でもロシア・ゲートに注目し、『米国の政治リスクが落ち着けばドルに買い戻しが入って112円台へ戻す可能性もありますが、短期間では解決できる問題ではないとの見方が強く、上昇しても上値は引き続き重いようです。今週は24日のNY時間(時間詳細未定)に予定されている、コミー前FBI長官が出席を要請されている公聴会が注目されています。トランプ陣営に不利な追加報道があればドル売りが加速し、状況によっては110円を割れ込む可能性もありそうです』と見ています。

また、今週25日にはウィーンで半期に一度のOPEC総会が開催されます。レポートでは、『前回11月30日のOPEC総会では、2008年以来8年ぶりの日量120万バレル規模の減産に合意しました。その際には減産合意を背景にドル円が2016年2月ぶりの高値、114.55円まで急上昇しました。今回のOPEC総会では6月末が期限となっているOPEC及びロシアなど非OPEC主要産油国との協調減産について、9ヶ月の延長が決まる見込みとなっています。可能性は低いですが、仮に、協調減産の延長が合意されない場合には、インフレ期待の後退からドル、資源国通貨売りの流れとなる可能性があります』と伝えています。

今週は経済指標の発表も注目すべきものがたくさんありますね。第1 四半期GDPの改定値、耐久財受注などの発表がありますが、レポートでは26日に発表されるミシガン大消費者信頼感指数に注目しているようです。

最後に今週発表される主な経済指標をご紹介します。今週は多いので、しっかりチェックしてくださいね!

22日 米 4月シカゴ連銀全米活動指数
23日 米 5月製造業PMI、米 新築住宅販売件数
24日 米 3月住宅価格指数、米 4月中古住宅販売件数、カナダ カナダ中銀政策金利
24日 米 FOMC議事録公表、米下院委員会、コミー前FBI長官出席
25日 英 1-3月期GDP、OPEC総会
26日 米 1Q GDP、米 5月ミシガン大学消費者信頼感指数、G7首脳会議

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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