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日銀金融政策の問題点


 10日のニューヨーク市場では、米長期金利の上昇を意識したドル買い・円売りが観測されており、ドルは114円37銭まで買われた。終値ベースでドルは4営業日連続で上昇しており、今週中に1ドル=115円到達もあり得る展開となっている。
米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は「年内あと3回の利上げが妥当」、
「過熱経済を回避することが重要」との見方を示したことがドル買い材料となった。

 ただし、市場関係者の間では「日本銀行の金融政策は大きな転換点を迎えつつあり、円売り・ドル買いを継続することが妥当かどうかを見極める必要がある」との声が聞かれている。日本銀行の黒田総裁は10日、「長期金利が1%上昇した場合、日銀保有の長期国債の評価損は23兆円に達する」との見方を示した。現行の国債買い入れペースを維持した場合、将来的に極めて大きな損失が発生するリスクがあるとの見方が市場関係者の間で浮上しており、足元のドル・円相場に影響を与える可能性がある。


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