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後場の日経平均は127円安でスタート、日産自や三井E&Sなどが下落


後場の取引で日経平均株価は前日比127.90円安となり、スタート時点で38221.16円と前引けからやや下げ幅を縮小しました。日経225先物は強含みもみ合いで推移し、ドル・円相場は円高・ドル安水準に振れています。アジア市場では、上海総合指数が小幅な下げから1.1%上昇、香港ハンセン指数は0.4%上昇しています。東京市場では、38000円付近が下値支持線として意識され、やや買いが先行。円高進行が株価の重しとなっています。セクター別では輸送用機器や機械が下落した一方、電気・ガス業、繊維製品が上昇。東証プライム市場ではファナック、日産自動車が下落し、一方でサンリオ、楽天銀行が上昇しています。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38221.16;-127.90TOPIX;2681.30;-5.98

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比127.90円安の38221.16円と、前引け(38193.01円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38160円-38260円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=150.30-40円と午前9時頃から60銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が小幅に下げて始まった後は堅調に推移し1.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は下値の堅い展開で0.4%
ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が下値支持線として意識される38000円近辺で下げ渋る展開となったことが市場の安心感となっているもよう。一方、朝方に比べ円高・ドル安方向に振れていることが株価の重しとなっているようだ。

 セクターでは、輸送用機器、機械、精密機器が下落率上位となっている一方、電気・ガス業、繊維製品、保険業が上昇率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、さくら<3778>、DeNA<2432>、ディスコ<6146>、日産自<7201>、東京メトロ<9023>、三井E&S<7003>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、トヨタ<7203>、霞ヶ関キャピタル<3498>が下落。一方、サンリオ<8136>、楽天銀行<5838>、第一生命HD<8750>、ニトリHD<9843>、古河電工<5801>、東京ガス<9531>、関西電<9503>、KOKUSAI<6525>、みずほ<8411>、リクルートHD<6098>が上昇している。
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