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後場の日経平均は42円高でスタート、三井松島HDや川崎汽船などが上昇


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27722.89;+42.63TOPIX;1945.61;-0.83


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比42.63円高の27722.89円と、前引け(27657.53円)から一転して上昇して始まった。ランチタイム中の225先物は27620円~27740円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=138.30-40円と午前9時頃からほぼ変わらず。アジア市況では上海総合指数が軟調で、香港ハンセン指数は1%を超える下落率となっている。日銀が金融政策決定会合で現状の大規模緩和の維持を表明したことで、円安・ドル高が進み、後場の日経平均は上昇転換してスタート。その後も、27700円を上回った推移が続いている。

 セクターでは海運、パルプ・紙、金属製品が上昇率上位となっている一方、鉄鋼、証券・商品先物、保険が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では三井松島HD<1518>が急伸しており、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、メルカリ<
4385>、レノバ<9519>、ダイキン<6367>が高い。一方、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、東京海上<8766>が軟調。塩野義製薬<4507>、日本電産<6594>、日本製鉄<5401>は大きく下落している。
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