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後場の日経平均は152円高でスタート、三井ハイテックやベイカレントが上昇


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28096.33;+152.44TOPIX;1983.17;+9.80


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比152.44円高の28096.33円と、前引け(28110.73円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は27800円~27880円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=123.40-50円と朝方からと30銭程円高・ドル安水準での動き。アジア市況はまちまちで、上海総合指数が軟調な一方、香港ハンセン指数は堅調に推移。後場の日経平均は引けにかけて弱含みとなった前場の流れを引き継いで、更に上げ幅を縮小して始まった。本日が権利付き最終売買日とあって、月末にかけての需給改善期待を背景とした上昇基調の一服感が意識されるなか、前日の米国市場時間に1ドル=125円台まで進んだ円安・ドル高も足元では一服感が見られることから、日経平均は騰勢一服の様相が強い。ただ、節目の28000円が近づく場面では下げ渋る動きがみられ、下値の堅さも窺える。

 セクター別では輸送用機器、海運業、小売業などが上昇率上位に並んでいる一方、石油・石炭製品、水産・農林業、陸運業などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では三井ハイテック<6966>、ベイカレント<6532>、7&I-HD<3382>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、日本電産<6594>などが上昇。一方、東エレク<8035>、三井住友<8316>、OLC<4661>、JT<2914>、ソフトバンク<9434>などが軟調。
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