日経平均は77円安でスタート、北朝鮮建国記念日控え警戒感重し

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19319.27;-77.25TOPIX;1597.48;-0.76

[後場寄り付き概況]

　日経平均は前引け値よりを下げ幅を小幅に広げてスタート。ランチタイムの225先物は19150-19180円辺りでのもち合い。昼のバスケットは差引き50億円の売り越しとの観測、為替相場は1ドル108円20銭台と朝方より円高方向に振れて推移している。ハリケーン「イルマ」による被害や9日の北朝鮮建国記念日を控えた地政学リスクへの警戒感が重しとなり、
安値圏でのもみ合いが続いている。

　セクターでは、鉄鋼、食料品、証券・商品先物取引業、鉱業、保険業などが下落。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、JT<2914>、ダイキン工業<6367>、キヤノン<7751>、塩野義薬<4507>がさえない。一方で、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、安永<7271>、ソニー<6758>、武田薬<4502>、コマツ<6301>などは上昇。

（アナリスト　雲宮祥士）


＜HT＞