日経平均は72円安でスタート、メガバンクや自動車関連が下落

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;20123.41;-72.07TOPIX;1621.66;-5.48


[後場寄り付き概況]

　日経平均は前引け値からやや下げ幅を広げてのスタート。ランチタイムの225先物は20100-20130円辺りでのもち合いである。昼のバスケットは、差し引き10億円の売り越しとの観測、円相場は1ドル113円台40銭台で推移しており、朝方からやや円高方向に振れている。
引き続きこう着感の強い相場展開となっている。物色は直近で強い動きをみせている銘柄や、値動きの出やすい中小型株に向かっている。

　セクターでは、石油石炭製品、銀行業、その他金融業、建設業、食料品が軟調。売買代金上位では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロン<8035>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、出光興産<5019>、ファーストリテ<9983>、JT<2914>、マツダ<7261>が下落している。一方で、ソニー<6758>、SUMCO<3436>、KLab<3656>、セイコーエプソン<6724>、ブイ・テクノロジー<7717>、東芝<6502>、中外製薬<4519>、ディップ<2379>は上昇している。

（アナリスト　雲宮祥士）


＜HT＞