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日経平均は171円安でスタート、SMCや太陽誘電などが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27991.50;-171.33TOPIX;1993.90;-10.41


[寄り付き概況]

 29日の日経平均は171.33円安の27991.50円と3日続落して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は下落。ダウ平均は497.57ドル安の33849.46ドル、ナスダックは176.86ポイント安の11049.50で取引を終了した。中国政府のゼロコロナ政策に対する市民の抗議行動拡大を警戒し下落した海外市場の流れを継ぎ寄り付き後、下落。その後、NY連銀のウィリアムズ総裁が利上げを継続する必要性に言及したほか、セントルイス連銀のブラード総裁も24年も利上げ継続する可能性に言及するなど、タカ派発言を受けて長期金利が再び上昇したためさらなる売り圧力となった。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、中国でのゼロコロナ政策への抗議活動が日本企業の部品調達などサプライチェーン(供給網)にも波及するとの懸念も積極的な買いを手控える要因となった。一方、日経平均が昨日までの2日間で200円を超す下げとなったことから押し目待ちの買いが入りやすかった。また、外為市場で1ドル=138円70銭台と昨日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、10月の有効求人倍率
(季節調整値)は1.35倍で前月から0.01ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.35倍だった。

 セクター別で全業種が値下がり。金属製品、機械、電気機器、繊維製品、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、SMC<6273>、太陽誘電<6976>、エーザイ<4523>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、東芝<6502>などが下落。他方、太平洋セメ<5233>、塩野義<4507>、ファーストリテ<9983>などが上昇している。

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