日経平均は2円高でスタート、東エレクやエーザイが買われる

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22753.24;+2.64TOPIX;1646.42;+2.68

[寄り付き概況]

　25日の日経平均は前日比2.64円高の22753.24円と小幅に5日続伸で取引を開始した。
24日の米国市場ではNYダウが小幅に下落する一方で、ナスダックは上昇。NYダウは、スリーエムの決算が重石になった。ナスダックはラムリサーチなど半導体株の決算評価がみられている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の22815円。円相場は1ドル108円60銭付近での推移が続いている。この流れから、日経平均は小幅ながら5日続伸で寄り付く形となった。その後も上げ幅を拡げる展開となっている。米国市場でラムリサーチなど半導体株の決算評価がみられたことから、半導体関連株への物色が拡がっている。

　業種別では、医薬品、金属製品、電気機器、空運業、海運業、建設業、精密機器などがプラスで推移。一方、ゴム製品、その他製品、情報・通信業、証券・商品先物取引業、パルプ・紙などがマイナスで推移している。売買代金上位では、エーザイ<4523>、SUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、日本電産<6594>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、SMC<6273>などがプラスで推移。一方、MonotaRO
<3064>の下落が目立つほか、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、KDDI<9433>などがさえない動きとなっている。


＜US＞