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日経平均は続落でスタート、米雇用統計やG20首脳会議控え模様眺め、メガバンクや自動車が軟調


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19856.65;-137.41TOPIX;1604.22;-11.31



[寄り付き概況]

 7日の日経平均は続落でスタートした。6日の米国市場では、金融緩和の縮小観測を受け、欧州株がほぼ全面安となったことに加え、6月ADP雇用統計が予想を下回り、米景気減速への警戒感から終日軟調推移となった。円相場は1ドル113円台前半で推移しており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の19890円となった。これらを受けて本日の日経平均は売り先行でスタートした。直後に押し目買いが入ったことで下げ幅を縮小しており、下値の堅さが意識される場面もあった。週末に米国雇用統計の発表を控えているほか、7-8日の20カ国・地域(G20)首脳会議(ハンブルク・サミット)を前に、米独対立の行方に対する模様眺めムードが強まっている。

 セクターでは、その他金融業、不動産業、石油石炭製品、電気ガス業、証券・商品先物取引業、その他製品がさえない。売買代金上位では、7&iHD<3382>、任天堂<
7974>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、キヤノン<7751>、ソニー<6758>、SUBARU<7270>、トレイダーズ<8704>、みずほ<8411>、野村<8604>、パナソニック<6752>、ファーストリテ<9983>が軟調。一方で、アステラス製薬<4503>、東京エレクトロン<8035>、第一生命HD<8750>、JT<2914>、ニコン<7731>は堅調。

(アナリスト 雲宮祥士)


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