日経平均は100円超え、反発でスタート、メガバンクやソフトバンクGが堅調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19777.56;+164.28TOPIX;1577.65;+12.43


[寄り付き概況]

　24日の日経平均は反発でスタート。23日の米国市場では、予想を下回る4月新築住宅販売件数などの経済指標が発表されたものの、米国債利回り上昇などが好感され、金融セクター中心に買われた。23日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の19770円、円相場は1ドル111円80銭台と前日比やや円安で推移している。これらを受けて、本日の東京市場では買い先行となり、100円超上昇した。その後は、今晩のFOMC議事録の内容を見極めたいとの思惑から上値は重たい展開となっている。

　セクターでは、鉄鋼、銀行業、石油石炭製品、保険業、非鉄金属、証券・商品先物取引業が堅調。売買代金上位では、米長期金利上昇を受けた三菱UFJ<8306>や三井住友
<8316>などメガバンクのほか、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、トヨタ自<7203>、東京エレク<8035>、武田薬品<4502>、日電産<6594>、信越化学<4063>、楽天<4755>、富士通<6702>が堅調。一方で、国内証券による投資評価引き下げが嫌気されたJR九州<9142>のほか、NTT<9432>、しまむら<8227>はさえない。



＜HT＞