日経平均は続伸でスタートも一旦は利益確定売りの流れに、ファーストリテや富士通などが堅調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19915.64;+19.94TOPIX;1585.77;-0.09


[寄り付き概況]

　9日の日経平均は続伸でスタート。8日の米国市場では、投資家の先行き不透明感を示すVIX指数が約24年ぶりの低水準となった。米主要企業の好決算が続くなか、仏大統領選を通過し投資家心理が改善されつつあるようだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の19915円、円相場は1ドル113円10銭台と円安方向にて推移している。これらを受けて、本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から小幅高となったものの直後にマイナスに転じている。昨日の大幅上昇に対して一旦は利益確定売りの流れに。

　セクターでは、空運業、保険業、建設業、その他金融業、ガラス土石製品、食料品などが堅調。売買代金上位では、ソニー<6758>、任天堂<7974>、東芝<6502>、三井住友<8316>、、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、富士通<6702>などが堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、SUBARU<7270>、三菱電機<6503>などはさえない。

＜HT＞