日経平均は反発でスタート、2000社決算控え先回り買いも観測、メガバンクなどが堅調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19335.+72;25.20TOPIX;1542.57;+2.80


[寄り付き概況]

　2日の日経平均は反発でスタート。1日の米国市場では、ハイテク株を中心に買い先行でスタートしたものの、原油安に加えて4月ISM製造業景況指数が予想を下振れたことなどが重しとなり反落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の19345円、円相場は1ドル111円90銭台と円安方向にて推移。これを受けて、本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から小幅高となった。好決算企業中心の個別物色の流れが相場を引き続き支える展開に。また、来週は2000社近くの企業の決算発表が控えており、薄商いながらも連休明け後の上昇を意識した先回り買いも観測されている。

　セクターでは、建設業、金属製品、小売業、サービス業、倉庫・運輸関連業、サービス業などが堅調。売買代金上位では、任天堂<7974>、東芝<6502>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、京セラ<6971>、ホンダ<7267>などが堅調。一方で、ソニー<6758>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、ペプチド<4587>、東京エレク<8035>がさえない。



＜HT＞