日経平均は14円高でスタート、米大手銀の好調な決算受けメガバンクが堅調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;18446.39;+14.19TOPIX;1473.15;+1.73


[寄り付き概況]

　20日の日経平均は買い先行でスタート。19日の米国市場では原油安やIBMの決算が嫌気され、NYダウは118ドル安となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の18390円、円相場は1ドル108円80銭台とやや円安方向に振れての推移。寄付前に発表された16年度の貿易収支が6年ぶりの黒字となったことなどを受け続伸しているが、引き続く原油安や本格化する企業決算を控えて、上値は重たいようである。

　セクターでは、ゴム製品、電気機器、輸送用機器、非鉄金属、銀行業などが堅調。
売買代金上位では、モルガンスタンレーをはじめとする米大手銀の好調な17年1-3月期決算が相次いでいることなどを受け、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などのメガバンク、東芝メディカル買収効果による業績回復が確認されているキャノン<7751>の他、任天堂<7974>、シャープ<6753>、トヨタ自<7203>、東芝<6502>、リクルート<6098>、アドバンテスト<6857>、東京エレク<8035>、SUMCO<3436>などが堅調に。一方で、JT<2914>、第一生命<8750>、コマツ<6301>などはさえない。

＜HT＞