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30日のNY市場は下落


30日のニューヨーク市場は、主要株価指数が下落した。ダウ平均は91.51ドル安の42,141.54ドル、ナスダックは104.82ポイント安の18,607.93で取引を終えた。キャタピラーの株価下落がダウの重しとなり、寄り付き後、相場はまちまちだった。経済指標では、民間部門の雇用統計が予想を上回り、7-9月期GDPも堅調な成長を示すデータが出た。しかし、長期金利の上昇と半導体セクターの弱さが影響し、相場は終盤に下落に転じた。セクター別では、メディア・娯楽、耐久消費財・アパレルが上昇したが、半導体やテクノロジー・ハードが下落した。また、シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比195円安の39,295円となり、ADR市場でも主要日本株が全般的に売られた。

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;42141.54;−91.51
Nasdaq;18607.93;−104.82
CME225;39295;-195(大証比)

[NY市場データ]

30日のNY市場は下落。ダウ平均は91.51ドル安の42,141.54ドル、ナスダックは104.82ポイント安の18,607.93で取引を終了した。重機メーカー、キャタピラー(CAT)の下落がダウの重しとなり、寄り付き後、まちまち。民間部門の雇用統計が予想を上回ったほか、7-9月期国内総生産(GDP)も前四半期から伸び鈍化も依然堅調な成長を示したためソフトランディング期待に相場は上昇した。しかし、長期金利の上昇が警戒されたほか半導体セクターが弱く、上値が抑制され失速。終盤にかけて下落に転じ終了した。セクター別では、メディア・娯楽、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比195円安の39,295円。ADR市場では、対東証比較(1ドル153.31円換算)で、日立製作所<6501>、ゆうちょ銀行<7182>、日本郵政<6178>、KDDI<9433>、日本電産<6594>、トヨタ自動車<7203>、小松製作所<6301>などが下落し、全般売り優勢となった。 <ST>
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