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11日のNY市場は続伸


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33804.87;+65.57
Nasdaq;13659.68;+96.83
CME225;31990;+90(大証比)

[NY市場データ]

11日のNY市場は続伸。ダウ平均は65.57ドル高の33,804.87ドル、ナスダックは96.83ポイント高の13,659.68で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。ただ、9月生産者物価指数(PPI)
の伸びが予想を上回ったほか、FRBのボウマン理事がインフレ抑制で追加利上げの必要性を指摘しタカ派姿勢を維持するなど高官の見解が分かれ、下落に転じた。FRB公表の9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録ではインフレ抑制で高金利を当面維持していく必要性が強調され、政策を慎重に進める姿勢が示されたため下値も限定的となった。金利の低下を受けてハイテクが買われ相場を押し上げ。終盤にかけダウもプラスに回復し終了した。セクター別では不動産が上昇した一方で、ヘルスケア機器・サービスが下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比90円高の31,990円。ADR市場では、対東証比較(1ドル149.10円換算)でリコー<7752>、イオン<8267>、いすゞ<7202>、TDK<6762>、積水ハウス<1928>などが上昇した一方で、東レ<3402>、コマツ<6301>、SUBARU<7270>、AGC<5201>、大日印<7912>、任天堂<7974>、資生堂<4911>などは下落し、全般売り優勢となった。 <ST>
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